Phalaenopsis / 胡蝶蘭

胡蝶蘭の栽培、初挑戦・超初心者がまとめています

胡蝶蘭を栽培するなんて、園芸上級者でも無いと無理!!
って決めつけてたけど、
人からお祝いに頂いた胡蝶蘭の花を又咲かせたくて、

思い込み改め初挑戦です。

いくつかのサイトを参考にさせて頂き、
今回の植替えは、『バーク』&『ポリポット』を選択。
近日、材料を調達後植替え予定(2018.11.07付)

■植物名 胡蝶蘭(コチョウラン)
■学名 Phalaenopsis
■ラン科コチョウラン属
■原産国 東南アジア

胡蝶蘭は、赤道近くの東南アジア原産の植物。

開花時期は、4~5月頃。
(温室栽培は、一年中花を咲かせる事が出来る)

種類は数万種以上の品種があり、大輪、中輪、小輪系がある。
開花の期間も最長8カ月咲く品種や
咲き始めと咲き終わりの色が変わる品種など
個性豊かな品種改良が進んでいる植物。

目次

・良い株の見分け方

・水やり

・置き場所

・管理温度

・開花後のお手入れ&楽しみ方

・いつもと様子が違う時の症状と対策
 (葉焼け、渇水症状、根腐れ、病害虫)

・胡蝶蘭の植替え方法(バーク&ポリポット)

良い株の選び方
・葉っぱの枚数が多い
・根張りがよく張っている
・茎が太くしっかりとしている

(管理方法)

水やり
パーク栽培の場合:4月〜9月頃までは、週1回たっぷり
(パークとは、PHに値を胡蝶蘭栽培の最適地値に合わせている培養土の事)

水苔の場合:完全に乾ききってからたっぷり
10月〜3月までは、
10日〜2週間に1回程度と頻度を変える事で、根腐れ予防。

管理する場所
リビングのレースカーテン越し。
通年で室内管理、直射日光の当たらない明るい室内。
直射日光にあたると葉が日焼けしてしまい枯れる。
花が咲いている時は、室内の好きな場所に置いて楽しめる。
花が咲いていない時は、半日陰の場所が良い。

適正温度
理想は、15度〜25度位。
夏季は、最高30度位までOK。
冬季は、最低10度。
夜間温度が10度以下に下がる場合は、
夜間だけダンボールや発泡スチロールを被せると冷気対策になる。

花が終わった後の手入れ方法
花が全て枯れたら、茎の節目を下から数えて2節目の上で切る。
切ったところから次の花芽が出る性質があるため、
年に2回花を咲かせることが可能。
2回目の花が終わったら、株元の近くから切る。

夏場の肥料で株がうまく生長すると、より花付きが良くなる傾向にある。

また、花芽が出てからの生育環境、
特に日照具合によって輪数に差が大きく出る事がある。

マイクロ胡蝶蘭の場合は、
株が小さいので花が終わりましたら株元の近くで茎を切る。

胡蝶蘭の花が終わった後の楽しみ方
胡蝶蘭の花が終わった後は、着生したり、好きな鉢に植えて飾ったり。
着生は、春~秋がベストな時期。
野性味あふれる姿も魅力的。
植木鉢にランを着生させる事ができ、割れてしまった鉢を再利用。

いつもと状態が違う時の症状と対策
(生理現象による葉落ち)
葉の役割が終わると下から黄色くなり、枯れてくる。
病気と勘違いされやすいが、病気ではない。
対処法としては、葉が黄色くなったら黄色い葉をちぎり取るだけでOK。
後ろ側から手前にちぎるようにすると株に負担なく取り除く事が出来る。

こんな症状には要注意!
↓ ↓ ↓
(葉焼け)
葉が強い日光で焼けてしまうと、焦げたように黒くなったり、
色素が抜けたように白っぽくなったりする。
一度焼けてしまった部分は元には戻らない。
こうした状態になったら、すぐに日陰へ移動。

(渇水症状)
葉に蓄えた水分も使い生きているため、
水分が足りなくなると葉にシワが増え始める。
これが渇水のサイン、見逃さないように。
水やりをしても渇水状態になるのは、
根腐れをおこして給水活動が出来ていない可能性が高い。
一度シワシワに渇水した葉は、なかなか元に戻らない為、
日々の水加減が大切。

(根腐れ)
左が健康的な株、右が根腐れをした株です。
基本的には水のやりすぎによる細菌感染が原因。
放っておくと症状が進行するので、
対処法としては腐った根を切り捨て、植え替え。

(病害虫の予防と対策)
植える時に土を一切使わないから、虫の発生は少ない。
カイガラムシが発生した際には、綿棒などを使って取り除く。

胡蝶蘭の植替え方法(バーク&ポリポット)

植替え時期:4月がベスト(~9月)

用意するモノ:ポリポット、 バーク、 肥料(マグァンプ)

古い鉢からそっと引き抜き、
古くなった水苔やバーク、傷んだ根を取り除く。

一回り大きなポットに移して、
株が動かないようにバーク隙間に詰めて完成。