(鹿沼土)
栃木県鹿沼地方で採れる、風化した火山灰。
( 見た目の特徴 )
・黄色みを帯びた、白色の粒状
・水を含むと、黄色が強くなる
( 性質的特徴 )
・肥料成分を含んでいない
・粒が硬く崩れにくい
・水はけと水もちのバランスが良い
Ph=4~5:酸性
酸性 < 中性(6.5~7)< アルカリ性
( 鹿沼土の種類 )
① 大きさ
分類サイズ:細粒、小粒、中粒、大粒
・大きさの区別に明確な基準は無い
・販売元によって、粒の定義と大きさは異なる
② 硬さ
”鹿沼土”より硬い【 硬質鹿沼土 】がある。
粒が崩れにくくて排水性・保水性の土壌変化がゆっくり。
大鉢とか、植替えの間隔を伸ばしたい時に、良さそう♪
2018年10月 某所参考価格
粒のサイズによる特徴と使い分け
大粒:12~20ミリ
特徴:水はけ&排水性良く、保水性はやや低い。
用途:鉢底石の代わり
中粒:6~12ミリ
特徴:水はけ&排水性、保水性共に良い
用途:盆栽や鉢物など樹木の植え付けに用いる
小粒:2~6ミリ
特徴:水はけ&排水性、保水性共に良い
用途:酸性の強い土を好む山野草の植え付けに最適
細粒:1~2ミリ
特徴:水はけ&排水性は、やや悪く、保水性は高い。
用途:酸性度合いを強めるため、他の土に混ぜる
・粒が細かいほど崩れやすくて、粘土質に近づき、水もちが良くなる。
・粘土質に近づくと水はけが悪くなるから、土を入れ替える
2018年11月2日(金)追記
実際に買って使ってみたものの、
育てている植物のサイズの殆どが4号鉢クラスな現在、
中粒サイズでは、鉢底石tとしての活躍がメイン。
後は、
乾燥してる時と濡れてる時で見た目の色が変わるのを利用して、
土の乾き具合を把握し易いように、
表面にちょぼちょぼ置いてみたり。